ケミカルピーリングでくすみは取れるのか? ケミカルピーリングの作用と効果を徹底解説

ケミカルピーリング

お肌の老化は20代半ばから始まり、30代過ぎた頃から徐々にシミやくすみが目立つようになってきます。健康なお肌は基底層で新しい細胞が生まれると、下から順番に押し上げられるように古い角質が剥がれて、28日周期で生まれ変わるのですが、20代では約4週(28日)で新生されていた皮膚(ターンオーバー)が40代では約6週(45日以上)かかるようになります。その為、年齢を重ねるにつれ、紫外線や活性酸素などで酸化した、メラニンを含む古くて汚れた皮膚細胞が角質となって肌表面に残っている状態になります。 この古い角質が蓄積されるとお肌が硬くなりごわつき、ざらつきが出て毛穴が目立ち、シミやシワ、ニキビ、肌荒れ、くすみなど様々なトラブルを引き起こす原因になってしまいます。ケミカルピーリングはこうした肌の状態を一度リセットしてトラブルのおきにくい健康な美肌へ変えていく治療法です。

ケミカルピーリングで肌を活性させ老化を防止

ケミカルピーリングはお肌にフルーツ酸などの溶解作用のある薬剤を使用し、皮膚表面や毛穴部分の古い角質を科学的に剥離、除去して新しい皮膚の再生を活性化させる治療法です。酸というと溶かすイメージがありますが、ピーリングに使用される酸は代謝の低下している肌に対して角質と角質の接着をゆるめ、古い角質をはがれやすくする働きがあります。角質が剥がれることによって肌の新陳代謝が活性され、ターンオーバー(新しい細胞への生まれ変わりのサイクル)が正常化し、本来のくすみのないキメ細やかでハリのある肌に戻していく効果があります。
角質の除去だけでなく、剥がれるときに真皮に炎症をおこすことでコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などが増加しハリが出たり、保湿効果を高めるセラミドを増やす効果があるので乾燥による小じわやたるみジワなどの改善に効果的です。またホルモンの乱れや食生活、年齢によるバリア機能の低下などで、剥がれず厚くなった角質で毛穴がつまり、毛穴の中で皮脂が酸化してアクネ菌が増殖するとニキビの原因になります。ケミカルピーリングで毛穴の詰まりを取り除き、皮脂分泌をスムーズにすることでニキビができにくくなります。
加齢やストレス、紫外線量や気候の変化、生活習慣など様々な要因がターンオーバーの乱れや低下に関係していますが、生活習慣などは意識的に変えることができても、加齢やストレスは防ぐことが困難です。ケミカルピーリングを定期的にすることでターンオーバーの乱れ、低下を正常に戻し、お肌を活性化させて新しい肌に生まれ変わらせ老化を防止します。

ケミカルピーリングの種類

ケミカルピーリングで使用される薬剤にはグリコール酸や乳酸、サルチル酸などがありお肌の悩みに合わせて薬剤を使い分けていきます。
一般的に最もケミカルピーリングで使用されているのがグリコール酸です。グリコール酸はフルーツ酸(AHA)の一種で柑橘系やパイナップルなどの果実、きび砂糖から抽出される天然由来の成分です。フルーツ酸の中でもグリコール酸はコラーゲンの合成の促進や美白、肌の新陳代謝を活性化する効果を持ちます。フルーツ酸(AHA)の中でも最も分子が小さく肌の基底層まで作用し、強力な角質除去の作用がある為、毛穴の黒ずみや皮脂の詰まりを取り除き、コラーゲンの生成を促進させ小じわやくすみ、色むらなどを改善する効果があります。またアクネ菌を殺菌する作用がある為毛穴に蓄積している皮脂を取り除くだけでなくニキビのできにくい肌質に改善していく効果があります。
フルーツ酸(AHA)の他にサルチル酸(BHA)を使用したピーリング方法があります。サリチル酸(BHA)は角質を柔らかくする角質軟化、溶解作用の効果があります。以前はエタノールに溶解されていた為、赤みや炎症、発赤などの肌トラブルが多く見られました。しかしサルチル酸(BHA)をマクロゴールドという基材に溶かすことによって酸が角質以外の細胞を傷つけることがなく、皮膚深部への浸透を防ぐため、赤みや炎症などのトラブルがなく、お肌の敏感な方や乾燥肌の方でも安心して使用できるようになりました。また高濃度での使用が可能なためピーリング効果の持続が長くシワ、たるみの有効性が高いとされています。

主な原因と効果

ターンオーバーの周期(新しい皮膚への生まれ変わりのサイクル)が乱れると水分量や形状の異なった角質細胞が生成されます。形状の異なった角質細胞が蓄積されるとお肌に凹凸ができ、お肌の水分蒸発を防ぐ皮脂膜、角質同士をつなぐ角質細胞間脂質、角質細胞内の水分を保持する天然保湿因子のバランスが崩れバリア機能が低下するため、水分が蒸発し肌が乾燥しやすくなります。また古くて大きさが不均一な角質が蓄積されると、肌の内部に光が透過せず肌がくすんで見えたり、水分量の少ない古い角質が蓄積されることによりキメが荒くなり毛穴が目立つようになります。
ケミカルピーリングでそれらの古くなった角質を除去すると、ターンオーバーの周期を整え、水分量が十分な角質層が形成され、毛穴の目立たないきめ細やかな肌に改善されます。
ターンオーバーの周期が整うと均一の角質細胞で角質層が形成され、光が透過しやすくなり肌内部で光が反射するため、くすみのない透明感のある肌になります。また紫外線を浴びると肌を守る為、基底層にあるメラノサイトがメラニン色素を生成します。基本的にメラニン色素は角質と共に剥がれ落ちるのですが、ターンオーバーが乱れるとメラニン色素が排出されず皮膚内に蓄積しシミとなってお肌に現れます。ケミカルピーリングでターンオーバーを正常化することにより角質と共に蓄積したメラニン色素を排出してシミを改善します。

ケミカルピーリング後の肌はとても敏感で刺激を受けやすくなっている為、その後のケアを普段よりしっかりする必要があります。また ケミカルピーリング後の肌は有効成分がお肌の奥に浸透しやすくなっています。 イオン導入や光治療などと併用することで相乗効果が高まります。特にケミカルピーリング後のイオン導入は非常に効果的です。イオン導入は微弱な電流を流すことによって皮膚から吸収しにくいビタミンCやプラセンタ、美肌剤などの有効成分を肌に浸透させることができる施術です。イオン導入との併用で期待できる効果は、皮脂の抑制によるニキビ予防、活性酸素の除去、コラーゲンやエラスチンの増生促進による肌の弾力アップ、メラニンの生成抑制や排泄促進によるシミやくすみの改善などアンチエイジングにとても有効です。
ピーリング石鹸などホームケア用品もありますが、クリニックで行うケミカルピーリングは医療機関でしか扱えない高濃度の薬剤を使用していきます。ホームケアのピーリングでは肌を整える化粧品として扱われ、使用できるピーリング成分濃度に制限があります。クリニックなどの医療機関では治療を目的とした肌質改善がおこなわれ、一人一人の肌質に合わせた施術になる為、効果が高く安心してケミカルピーリングを受けていただけます。

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